こどもとくらし

こどもを中心に、わたしも楽しむライフスタイル。

感染予防にはアルコール消毒より、できるだけ石鹸手洗い。

3人のこどもの母、まりこです。

コロナウイルス対策として、昨日書いた記事。
withchild.hatenablog.com

WHOのサイト情報により
頻繁に、石鹸で手洗い もしくは アルコールジェルで消毒が大切と書きました。

補足として。むやみに皮膚を消毒しすぎると、バリアとなる常在菌まで死滅してしまいます。なので、うちでは、アルコールジェルより石鹸手洗いを優先します。
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この辺の判断は、専門家によっても意見がわかれるかと。わたしは『失われれてゆく、我々の内なる細菌』を読んで以降、体内細菌を大切にすることにしています。国内でのこういった本がいくぶん情緒的なのに対して、この本は作者自身がこの分野での先駆的科学者であるので根拠が明確で納得できます。超おすすめの本です。

出かける時の持ち物は、念のためのアルコールジェルと、持ち運び用石鹸とハンカチがいいと思います。

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念のためのアルコールジェルと、持ち運び用石鹸とハンカチ

コロナウイルスについてちゃんと知りたい。おすすめの3サイト。

3人のこどもの母、まりこです。

コロナウイルスで休校!びっくりしました。
明日月曜日を最後に、うちの小学生二人が長い春休み状態に。
年初の段階で、発生地域からの渡航制限をしていればよかったのに。悔やまれますよね。

学校が休みになり、わたしの中でも緊急事態というムードが出てきました。
どうする?それを考えるためには知らなくちゃ。

色々調べてみて、わかりやすく、かつ根拠に基づいていると思われた、おすすめの3サイトです。

おすすめ1は、WHO

言わずとしれた世界保健機関

「Protect your self」のページをみてみます。

www.who.int
英語でもブラウザが翻訳してくれるから読めます。なんて便利なの。

What can people do to protect themselves and others from getting the new coronavirus?
予防のために大切なのは、この3つかと。電車によく乗る夫にもしっかり伝えておきたい。うちの一番小さい5歳児をはじめ、こども3人にも伝えました。できるかどうかはともかく、知ってることが大事なので。

  1. 頻繁に、石鹸で手洗い もしくは アルコールジェルで消毒。
  2. 目・鼻・口にさわらない(さわりたいときは石鹸で手洗い後)。
  3. 不特定多数の人が触れる場所にはできるだけ触れない。
予防目的で日常的にマスクを使うべきか否か。

「When use your mask」のページを参照。
www.who.int
はっきりとNOがでていますね。看病する人、自分がかかっている人以外は、マスクの必要がないとのこと。
マスクを買いに行列するより、手洗い場で行列した方が理にかなってそうです。

Can masks protect against the new coronavirus infection?

マスクより、石鹸で手洗い もしくは アルコールジェルで消毒することが重要なようです。
そういえば、昨日スーパーでテッシュとトイレットペーパーが完全に売り場から姿を消していましたが、あれはなんなんでしょう。。アルコールジェルも売り切れてまして、これは理にかなってますね。
あと、使ったティッシュは瓶に入れて蓋するそうです。ちょっとできそうにないかも。

コロナウイルスってどんなウイルスなの?」


Novel coronavirus (2019-nCoV)
WHOによる、若干ポップなコロナウイルスの説明。こうやって客観的に見ると、なんとなく冷静になれますね。

おすすめ2は、NHK

国内の状況についての情報収拾はここから。

www3.nhk.or.jp

「今後1〜2週間が瀬戸際」とした国の専門家会議が出した見解の全文。

www3.nhk.or.jp
1〜2週間って短くない?と、ど素人のわたしは思うのですが。

今、わたしが一番疑問に思っている検査体制について記載がありました。

(3)PCR検査について
 PCR検査は、現状では、新型コロナウイルスを検出できる唯一の検査法であり、必要とされる場合に適切に実施する必要があります。
 国内で感染が進行している現在、感染症を予防する政策の観点からは、全ての人にPCR検査をすることは、このウイルスの対策として有効ではありません。また、既に産官学が懸命に努力していますが、設備や人員の制約のため、全ての人にPCR検査をすることはできません。急激な感染拡大に備え、限られたPCR検査の資源を、重症化のおそれがある方の検査のために集中させる必要があると考えます。
 なお、迅速診断キットの開発も、現在、鋭意、進められています。

有効ではありませんと断言したあとに、したいけどできないみたいなこと書いてありますね。矛盾じゃない?したいけど出来ないっていうだけでいいのに、なにか体裁つくろってるの?「ほんとは全ての人にPCR検査をしたほうがいいんだけど、まだ準備ができていないからしてません」ということですよね?今準備に頑張っているということですね。

しかし、感染しても無症状や軽症の人もいっぱいいて、熱がでて「帰国者・接触者相談センター」に電話してもすぐ検査とはならなくて、こんなんじゃ世間にすでに保菌してる人がたくさんいるような気がしてしょうがないです。
第一、なんで「帰国者・接触者相談センター」って名前なの。もう、帰国者とか接触者とかじゃなくても感染してる人いるでしょう。こんな名前じゃ電話することためらっちゃう。

おすすめ3は、ナショナルジオグラフィック

最後はナショジオです。

「暖かい季節になったら治るかな?インフルエンザみたいに」という淡い期待についての専門家の見解。

natgeo.nikkeibp.co.jp
要するに、まだわからない、と。でも可能性はないわけじゃないと。

新型コロナウイルスってどれくらい危険なの?」

natgeo.nikkeibp.co.jp
単純に、致死率という点で考えると、インフルエンザの20倍だけどエボラ出血熱の方が相当こわいですね。致死率40%です。

まとめとして、気をつけるべき3か条を念押し。

  1. 頻繁に、石鹸で手洗い もしくは アルコールジェルで消毒。
  2. 目・鼻・口にさわらない(さわりたいときは石鹸で手洗い後)。
  3. 不特定多数の人が触れる場所にはできるだけ触れない。

だから、買うならこれです。アルコールジェル。
スーパーでは売り切れなので、ネットで1個買い足しました。

生産に時間がかかるものとも思えないので、買い占めがなければすぐ買えると思うのですが。ほんとにやめましょう、買い占めは。なんか恥ずかしいです。

2020.3.2 追記
アルコールジェルで消毒するより、石鹸で手洗いの方が、わたしはおすすめです。
withchild.hatenablog.com

子連れ海外旅行はどこがいい?

3人のこどもの母、まりこです。
30代をほぼ丸々、育児育児で過ごし、悩んだ末に仕事を退職しました。しかし、今、40歳を迎えて、末っ子も年長クラス。手もはなれてきました。いろいろ悩んだ結果、就職することに。

さて、就職は良いのですが、またお勤め生活を送るとなると時間の制約が相当でてきてしまいます。

時間はあるけどお金がないから旅行にいけない、から一転して、お金はあるけど時間がないから旅行にいけない状態になることは明らか。

4月から仕事が始まる前に、どかんと海外旅行に行くか!!と決意しました。

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どの国に行くか?

さあ、どこにでも行ったるぞ!遠くてもかまへん、今しかないんや!と鼻息あらく地球儀をぐるぐる回して考えてみました。

世界ってなんて広いんでしょう。「どこにでも連れてったるけど、1箇所だけやで」と言われても決め切れません!そんな中、候補にあがった国は8つでした。

候補にあがった国

 

子連れ海外旅行で心配しておくべきこと

候補地を8つあげて、それぞれ本やネットで調べ始めました。

調べてみてわかったのですが、一番魅力のあるところに行こう!と足し算で考えていても決まりません。

同時に、子連れならではの心配も出てきました。リスクを考えて、一番安全なところという引き算の考え方だと絞れそうです。

こどもが生まれてからの海外旅行ははじめて。大人だけなら、何とかなるか♪と気楽に考えていましたが、こどもを120%守りたいのでリスクも考えざるをえません。

これらのリスクを考える際にとても参考になったのが、外務省のホームページです。

www.anzen.mofa.go.jp

テロ

10年くらい前は考えもしなかったことですが、テロが心配になりました。真っ先に候補にあがったスリランカで、去年2019年に大規模な同時多発テロが起きているからです。

私の調べた範囲ですが、候補地の中では、イギリス・ニュージーランドスリランカ・フィリピン・アメリカでテロが起きています。

中でもスリランカは、去年であること・飛行機の関係で絶対訪れるコロンボでのテロだったこと・大規模テロであったこと・内乱とも関係がありそうで未だ不安定と思われることから、相当マイナスになりました(涙)。

病気

一番やっかいだったのは、蚊が媒介するデング熱です。赤道に近い国々では、デング熱が幅をきかせています。

www.forth.go.jp

季節とも関係が深く、雨季に蚊が増えてリスクが高くなります。暑い国で長袖長スボンを着用して、こどもが蚊に刺される度に心配するなんて、ムリです!!

スリランカデング熱、フィリピンもデング熱ニューカレドニアデング熱です(涙)。

ニューカレドニアは最後まで候補地だったのですが、厚生労働省FORTHのサイトによると感染者が増えてるみたい。しかも3月の今は雨季なので蚊が多い。あきらめました。

ニューカレドニア
2019年初めから7月26日までに、デング熱患者3,852人、死亡者2人が報告されました。臨床診断および確定症例数の毎週の報告数は減少傾向が続いています。2019年の患者285人のうち283例がデング熱2型であり、その他はデング熱1型1例、デング熱4型1例のいずれも輸入例です。

https://www.forth.go.jp/topics/20190822.html

さらに、その国の医療事情も要チェックです。外務省のホームページに詳しい記載があります。https://www.anzen.mofa.go.jp/

テロと健康面を考えるとニュージーランド

ニュージランドは赤道から離れているせいか、デング熱が多いとの報告はみられませんでした。医療事情もよくて、万が一、向こうで何かあった時にも病院にいけますね。テロがあったのですが、組織的なものではなかったようなので、他の国よりは比較的良いのかと判断。

海外旅行保険は必須!

こどもがいないときは考えもしませんでした。今回もまあクレジットカードの付帯保険でいけるかなと思ってました。でも外務省のサイトをみてください。こんなリスクがあるんですよ〜。旅先で何もなく元気に帰ってこられるかは運次第みたいなところもある。まして、なにかと病気や怪我もあるこどもも3人一緒。

外務省 海外安全ホームページ|海外邦人事件簿 Vol.64 旅先で入院したら医療費が嵩む

米国の医療費は高額なことが知られています。ましてやICUともなれば、その医療費はぐっと高くなり、総額1千万円を超えることも珍しくなく、数千万に達したケースが報告されたこともあります。実際に、ある海外旅行保険会社によると、ここ5年間で扱った日本人医療費の最高額は、病気でハワイにある病院のICUで治療を受けたケースで3800万円だったそうですが、こちらは全額が海外旅行保険の適用となり、ご家族の金銭負担はありませんでした。

こどもを守るためには医療費をケチるわけにはいかない!けど、払えなかったらダメ!海外旅行保険は必須!(これについては別記事で)

飛行機

こどもにとって長時間のフライトってどうなんでしょう。うちの子たちにとっては、初めての飛行機。最初はワクワクでしょうけど、何時間もとなると。

退屈する?

基本、寝る時間がとれることが一番だと思いました。うちのこどもたちの睡眠時間は、9時間。フライトが夜で、ちゃんと寝られるのが、こどもにとって一番負担が軽そうです。問題は、ちゃんと寝られる環境かどうか。

寝られる?

 今、こんな秘密兵器があるようです。ふくらませて足元に置くクッション、これでこどもが寝られるというもの。

代表的なのがFly-totという商品。サイトをみれば、こどもがどう楽なのかわかります。

Fly-Tot フライトットジャパン

1万円もするけど、快適なフライトには代え難い、これだ!と思ったのですが、現時点では入荷待ち。大人気のようです。アマゾンにはこんな類似品もあります。

しかし、絶対チェックしておいてください。フライトットのサイトにこんな記載が!

航空会社の客室乗務員は、製品が使用可能かどうかの最終決定を行います。
子供の安全とあなたの周りの乗客の危険性を評価した上で、最終決定は客室乗務員に委ねられます。

以下は、フライトットの使用を承認した主要国際航空会社のリストです。

 

ANA
Air Japan
AirAsia Japan (続く)

航空会社によっては使えません!しかも客室乗務員によってはNGが出るかもです。

最有力候補国であるニュージランドへ唯一直行便を出している、ニュージランド航空はFly-tot,NOです。 

その代わりというか、ニュージランド航空にはこのニーズを満たしてくれるスカイカウチなる席があります。足元がフラットになる席です!追加料金になりますが、3人もこどもがいるのですし、これは必要でしょう。

健康面では?

こどもの健康を超心配する母は、これが一番心配です。いろいろ調べてみました。

長時間フライトの健康への影響を検証してみた | ライフハッカー[日本版]

航空宇宙医学の医師で航空宇宙医学協会の元会長であるFanancy Anzaloneさんは「飛行時間が旅行全体の時間の17分の1以下なら、そんなに大きな影響がありません。とはいえ、長時間のフライトの時に気にすべきことはたくさんあります」と言います。

また、飛行機の機内でもらえるソフトドリンク、コーヒーなど利尿作用の高い飲み物を避け、体内に水分をとどめておくことも、予防に効果的です。「長時間のフライトの場合は、前日から体内に水分をとどめておくことをおすすめします」とAnzaloneさんは言っています。

利尿効果の高い飲み物を避ける?具体的には、 お酒NG、コーヒー紅茶NG、柑橘系のジュースNGなようです。じゃあ、こどもにはお水!?絶対ブーイングになりますね。りんごのジュースならマシなようです。

ニュースレター(機関紙) | 海外医療情報 | JOMF:一般財団法人 海外邦人医療基金

飛行中の機内は、富士山の五合目  そして砂漠

やはり乾燥と気圧が問題なようです。 

飛行機で気をつけること、まとめ
  • 飛行時間が旅行全体の時間の17分の1以下になるよう計画する
  • こどもに耳抜きを教える
  • 乾燥しているので鼻呼吸できるように、寝ているときは口テープをする(口テープは別記事で!)
  • エコノミー症候群予防に、ちょこちょこトイレなどに歩かせる
  • いろんな場所をさわらないよう、よく言い聞かせる
  • 身近なところは除菌シートで拭いておく
  • 利尿効果の高い飲み物は飲まない(こどもはりんごジュース)

ここまでするか!?と思います。こどもが生まれるまでざっくり生きてて、それを良しとしていたので。でもコロナウイルスも流行ってるし、こどもを120%守りたい母としては、ここまでやります、ええ。

 

コロナウイルス

現在2020年2月、毎日コロナウイルスの話題で持ちきりです。こんな時に海外旅行に行っていいのかしら?

  • 絶対に中国経由のフライトはムリ(経由地の多い格安チケットは使えない)
  • 欧米はアジア人差別がきつそうで若干こわい

日本も相当な感染者になっている今、中国以外に行くなら、渡航先での感染リスクは国内より低いと考えられそうです。行った先で、白い目でみられるのが心配です。

しかし、今以外行く機会がない。

結果、どの国がいい!?

2020年2月の時点では、結論はニュージランドです!