ウォルドルフ人形、作成中。
3人のこどもの母、まりこです。
次女の誕生日プレゼントにウォルドルフ人形を作成中です。
左側がwoolwoolwool!さんで購入した生地でつくったもの、右側がスウェーデンひつじの詩舎さんのキットでつくったもの。
どちらも同じパターンで作っていますが、生地が違うだけで別人!
ウォルドルフ人形のことについて。
ウォルドルフ人形って?
ウォルドルフ人形は、シュタイナー教育の考え方をベースにデザインされていて、顔立ちが素朴なこと。天然素材でつくられていることが特徴です。そのあたりの考え方に共感して、8年前に初めて作り、今回のこの子たちを合わせて5人(?)作りました。
こちらが作り方や考え方が載っている本。ニューシュツさんはスウェーデンの方です。日本での出版は1986年ですね。わたしはこどもが生まれるまで、全然知りませんでした。
このページに書いてあることが、ウォルドルフ人形の魅力をすごくよく表していると思います。
ウォルドルフ人形の見た目がちょっと、という方にもぜひ読んでもらいたいな。こどもの想像力と、あたたかい手触りと愛情さえあれば、どんな見た目のお人形でも良いのだと思います。もっと現代っ子風にしてもいいし、もっと素朴でもいいかと。
このページの左側の写真が好きです。ほんとに楽しそうでしあわせそうなこどもたち。
ウォルドルフ人形の効果
特に小さい子には「共感」の気持ちを育てるために、お人形があった方がいいと思ったのがきっかけです。
今小5の長女が、2歳の時に作ったのが最初。あれから8年経って、1体目は、ますます愛されています。「肝心なときに心の支えになってくれる」んだって。怒られたとき、悲しいときに抱きしめるし、そこにお人形がいなくてもテレパシーで助けてくれるんだと小5の長女は言っています。
次女と末っ子長男は、そんな長女ほどの思い入れはないみたいですが、何かと抱きしめたり一緒に寝たりしています。一番上の子は、最初は一人っ子と同じ状態なので、お人形への思い入れが強くなるのかもしれません。
作るのは、結構大変。
はじめてのときは、ざっと20時間はかかったと思います。フルタイム勤務でしたし、めちゃ大変でした。仕事にも持って行ってお昼の休憩時間にも作ってました。
わたしは裁縫好きだったので、なんとか作りましたが、もう完成したお人形を買おうかと最後まで悩みました。(8年前ですが)
作るか、買うか!?
スウェーデンひつじの詩舎さんが出している作り方参考書『アトリエノートV』によるとお母さんがつくると、なんとなく、こどもに似るということです。こどもも「お母さんがつくってくれたんだ」と愛情を感じるという。確かにそうだと思います。
もともと、シュタイナー教育は手仕事に重きをおいていますので、自分でつくるということが大切なんです。
すごくよくわかる、よくわかるんですが、フルタイム勤務で共働きで小さい子もいてとなると、忙しすぎる現実もありますよね。
もし買うならジルケ人形がおすすめ!
買うなら、この子がおすすめです。ジルケ人形ちゃん。
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考え方はウォルドルフ人形と同じ。ロングセラーのお人形です。値段は、ウォルドルフ人形キットより随分しますが、手間を考えると安いくらい。
シルケフレンドという、現代っ子風の子もいます。
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シルケフレンドは関節があって、かっちりした構造。わたしはふんわりした抱き心地のスタンダードなジルケ人形が好きですが、シルケフレンドの妖精っぽい見た目もかわいいですよね。
お人形を選ぶときには、親の好みということもありますが、一番は「その子に似た雰囲気かどうか」かもしれません。自分の分身としてのお人形になってもらいたいので、投影しやすい方がいいみたい。
そのあとに、金髪で青い目の子や、縮毛で黒い肌の子などの友達を増やしてあげたいですね!
作るなら、スウェーデンひつじの詩舎さんのキット。
やっぱり作る!ということなら、スウェーデンひつじの詩舎さんのキットから入るのが一番つくりやすいかな、と思います。
その際、一緒に売っている「肌色の糸」「コサージュピン」「長い針」は絶対買った方がいいです。そんなものなくていいだろう〜と買わずに作った一体目では、めっちゃ苦労しました。
あと、『アトリエノートV』もあった方がいいです!