共働きでは夫と仲良くできないの!?【モヤモヤ編】
3人のこどもの母、まりこです。
こちらの本を読んで、モヤモヤしています。
がんばっている共働家さん宅に失礼になるかもと申し訳ないのですが、言わずにおられないので、すみません。著者の女性が結構無理していて、育児で一番大変だったときの自分と重なりました。なのに、共働家さん宅の男性側は比較的ゆっくりとしておられるようような…。それでいて、「妻が働くことに対して理解しています」的なコメントをしておられる。ちょっと上から目線なコメントと感じるのは私だけ!?
ごめんなさい。こんなにカリカリしてしまったのは、うちの夫と重なったせいです(怒)。
なぜ妻は夫と同じく忙しい仕事を抱えながら、育児と家事のマネージャーになっているんでしょうか。これは我が家の問題でもあります(怒)。
自分と家族の生活の質を維持するために「前向きに」がんばる。気持ちはわかりますが不条理さは残ります。がんばれる無理がきかなくなったときに、この不条理さが強力にパワーを発揮します。
- 結婚したときは別にどうってことなかった。
- こどもが生まれると家事の量だけでなく要求レベルがあがる。
- 「この人と一緒に暮らす理由ある?」
- 共働きでは役割分担の約束がなされていない。
- 共働きでも妻が育児と家事を担っちゃう理由の想像リスト。
結婚したときは別にどうってことなかった。
二人だけだし、家事の総量が絶対的に少なかった。
二人とも会社から遅く帰ってくる毎日だったけれど、家事の分担でケンカなんてする必要もありませんでした。問題は、こどもが生まれてから。
こどもが生まれると家事の量だけでなく要求レベルがあがる。
こどもが生まれてわたしの生活は激変。に対して、夫はほぼ変わらず。なんで人ごとやねん(怒)。しかし、母乳をあげられるのはわたしだけ。赤ちゃんも母を求めてくる。母が中心になって育児をすることに、ある程度は納得感がありました。
想像してなかったのは、こどもが生まれると「育児」という項目が増えるだけじゃなくて、「家事に求めるレベルもあがる」ということでした。こどものためにいい食事をつくる、いい環境を整える、などなど。量が増えるだけじゃなくて、要求レベルもあがるのです。
「この人と一緒に暮らす理由ある?」
- 妻もフルタイム勤務なのに、夫が家事を妻と同程度にしない
- 妻もフルタイム勤務なのに、夫が育児を妻と同程度にしようと努力しない
- 腹がたつので精神衛生上悪い
- 経済的には自分だけでも成り立つ
こんな風に感じた時、離婚の文字がちらつきます。
くどくど書きましたが「妻もフルタイム勤務」と「妻と同程度に」というところがポイントだと思うんです。手伝うスタンスの男性は多い。でも何で手伝いなんですかね。重要なのはマネジメントしようという意識ですよ。
仮に話し合いの結果、マネージャーは妻にするとしても、決定権限が妻にあるからといって、作業まで任せるのは話が違う。そんなこと会社でも同じでしょうが〜〜(怒)
腹が立って自分の精神衛生上にも、こどもにも悪いです。なんでこの人と一緒に暮らしてるんでしょう?そんな風に思ってしまう瞬間がありました。めちゃめちゃありました。
共働きでは役割分担の約束がなされていない。
夫だけが働いて、妻は育児と家事という役割分担があれば、「そういう分担なんで」ということで納得がいきます。約束なので。
共働きの場合、妻が元から働いていて、こどもが生まれたというパターンが多いと思います。なだれこむように、特に約束なしで過ごしていることがほとんどじゃないでしょうか。妻は、なんかわからないけど、とにかく毎日を回している状態で、なんとか頑張っているという。共働家さんもそんな感じかなと思いました。
なんでそもそも、共働きなのに、妻が家事と育児をマネジメントしてるんでしょう?
乳幼児がお母さんを求めてるときはわかるけど、それでも洗濯とか料理とか掃除は関係ないでしょう!?むしろ妻が育児で忙しい時は、その分夫がやって然るべきだろう〜〜(怒)
共働きでも妻が育児と家事を担っちゃう理由の想像リスト。
- 妻の仕事での収入は、夫のサブだから。
- こどもが母を求めるから(育児限定)
- 家事と育児は妻がやるものと、夫婦ともに思っている。
わたしにはこのくらいしか思いつきませんでした。1については、夫の収入を妻が抜いてる場合、やばいです。成り立ちません。でも普通に十分ありえます。2は、育児限定で家事には関係ないです。3は、曲者。意外と妻の方も無意識に思っていることが多くて、要注意なんじゃないかと思います。ここは夫を責めるだけじゃなくて、妻自身もよ〜〜く掘り下げた方がいいかと。
わたし自身、家事も育児も仕事も全部できるくらいの能力が自分にはあると思い上がっていたと同時に、育児と家事を献身的にする妻像をなんとなく理想としていた感じがあります。いえ、なんだったら、悩み続けて10年経った今でも、それを理想にしている部分がちょっとあります。一体なぜこんな妄想を抱いてるの、わたし!?
そんな中、やばい本『新・良妻賢母のすすめ』に出会ってしまいます。続きは【迷走編】に〜。